こんにちは、iPad Air実機研究所のヒロトです。
iPad Airの薄さをできるだけ残したまま使いたいなら、PITAKAのケースは気になる存在ですよね。
PITAKAには、マグネットで装着できる薄型カバーや、縦置き・横置きの両方に対応したスタンド付きケースがあります。
ただし、一般的なケースより価格が高めなので、実際にどれほど薄くて軽いのか、値段に見合う便利さがあるのかは確認しておきたいところ。
私は2023年3月からiPad Air 第5世代を使っていて、普段はESRのペン収納付きTPUケースを装着しています。
3年以上使ってきた経験から、ケースの重さだけでなく、スタンドの角度やApple Pencilの収納方法も使いやすさに大きく関係すると感じています。
今回はPITAKAの公式製品情報と、私が実際に使っているiPad Airの写真・実測データをもとに、薄型モデルの特徴を比較していきます。
PITAKA製ケース自体は所有していないため、実機使用レビューではなく、公式仕様と手持ちのESRケースを比較した購入ガイドです。
記事のポイント
- PITAKAのiPad Airケースの種類と違い
- 薄さ・重量・スタンド角度の比較
- 第4・第5世代とM2以降の対応状況
- 価格に見合うケースの選び方
PITAKAのケースはどれがおすすめ?
PITAKAのiPad Air向けケースを選ぶなら、まず注目したいのがFolioシリーズです。
なかでもFolio 3とMagEZ Folio 2は、薄型設計とスタンド機能を兼ね備えた製品。
一方、以前から販売されているMagEZ Case 2は、背面を覆う薄型ケースとして性格が異なります。
名前が似ていますが、役割は同じではありません。
おすすめモデルを比較
主な違いを表にまとめました。
| 項目 | Folio 3 | MagEZ Folio 2 | MagEZ Case 2 |
|---|---|---|---|
| ケースの種類 | 前後カバー型 | 前後カバー型 | 背面ケース型 |
| スタンド | 5つの角度 | 4つの角度 | ケース単体では不可 |
| 縦置き | 対応 | 対応 | 別売りスタンドなどが必要 |
| 横置き | 対応 | 対応 | 別売りスタンドなどが必要 |
| 薄さ | 3mm未満(11インチ公称値) | 2.3mm(公称値) | 薄型背面ケース |
| 重量 | 250g未満(11インチ公称値) | 240g(11インチ公称値) | 対応モデルにより異なる |
| ペン固定 | マグネット式ストラップ | マグネット式ストラップ | 対応するペンの磁気装着を利用 |
| おすすめ用途 | 手書き・動画・読書 | 動画・Web閲覧・持ち運び | 薄型背面保護と周辺機器の併用 |
Folio 3とMagEZ Folio 2の重量・厚みはPITAKA公表値であり、私の実測結果ではありません。
また、MagEZ Case 2は旧製品を含むシリーズなので、現在販売されているiPad Pro向け製品をiPad Air用と混同しないようにしてください。
私が選ぶなら、スタンド機能を幅広く使いたい人にはFolio 3、4つの角度で十分ならMagEZ Folio 2をおすすめします。
どちらもiPad Airの世代に合わせた製品を選ぶことが前提です。
Folio 3は5つの角度に対応
現在のPITAKA製品で、特に注目したいのがFolio 3 for iPadです。

PITAKAのFolio 3 for iPad Pro & iPad Air & iPad mini(出典:PITAKA公式)
前面と背面を覆うマグネット式カバーで、折りたたむことでスタンドとしても使えます。
大きな特徴は、用途に合わせて5つの角度を選べること。
| 角度 | 公式で案内される用途 |
|---|---|
| 9° | スケッチ・イラスト |
| 20° | ノート取り |
| 25° | デスク作業 |
| 35° | ビデオ通話 |
| 45° | 読書 |
私が便利だと感じたのは、画面を寝かせた低い角度を複数選べる点です。
iPad Airでイラストを描くときと、YouTubeを見るときでは、使いやすい角度が違います。
低い角度で画面にペンを当てられるなら、机に平置きするより手首を動かしやすい場面もありそうです。
また、縦置きと横置きの両方に対応しているので、電子書籍の閲覧や資料確認にも向いています。
11インチモデルはメーカー公称で250g未満、厚みは3mm未満。
価格は公式サイト掲載時点で8,499円ですが、カラーや販売時期によって変わる可能性があります。
薄さだけでなく、5つの角度と縦横の切り替えに価値を感じる人向けだと思います。
MagEZ Folio 2は4角度対応
もう一つの候補がMagEZ Folio 2です。

PITAKAのMagEZ Folio 2(出典:PITAKA公式)
こちらもマグネット式の前後カバーで、縦向きと横向きの両方に対応しています。
公式に案内されている角度は57°・62°・34°・53°の4種類。
動画視聴、Web閲覧、資料確認などに合わせて形を変えられます。
11インチ用はメーカー公称で約240g、厚さ2.3mmです。
Folio 3と比べるとスタンド角度の数は少ないものの、動画視聴を中心に使うなら十分候補になるでしょう。
私の場合、YouTubeを見るときは画面を立て、Apple Pencilで書くときは低い角度にしています。
そのため、普段から使う角度が決まっている人なら、角度の数だけで新しい製品を選ぶ必要はないかなと思います。
MagEZ Folio 2も公式サイト掲載時点では8,499円です。
同程度の価格なら、低い角度での手書きが多いかどうかがFolio 3との判断材料になります。
MagEZ Case 2は背面重視
MagEZ Case 2は、Folioシリーズとは違って背面を覆うタイプです。
薄型ケースを装着したまま、対応するMagic KeyboardやPITAKAのマグネット式アクセサリーを使うことを想定しています。
背面ケースなので、ケース単体では画面を立てられません。
また、前面に折りたたみカバーがないため、持ち運び時の画面保護は別の方法も考える必要があります。
2020年・2022年のiPad Air向けに展開された製品もありますが、現在の販売ページに掲載されているMagEZ Case 2にはiPad Pro専用品が含まれます。
iPad Pro用という商品名だけを見て、iPad Airにも装着できると判断するのは避けましょう。
特にM2・M3・M4搭載iPad Airでは、購入予定の背面ケースがそのモデルに正式対応しているかを確認してください。
PITAKAケースの薄さと軽さ
ケースを選ぶうえで、私が意外と重要だと思っているのが重量です。
iPad Airは本体が比較的薄いため、ケースの種類によって持ったときの印象が変わります。
ここでは私のiPad Air 第5世代とESRケースの実測データを使って、PITAKAの薄型ケースを選ぶ意味を考えます。
iPad Air単体の重量
私が所有しているのは、2022年発売のiPad Air 第5世代10.9インチです。
2023年3月5日に楽天市場のディーライズで約75,000円で購入しました。
Wi-Fiモデルの64GB、カラーはブルーです。
このiPad AirからケースやApple Pencilをすべて取り外して、デジタルスケールで測ってみました。

iPad Air 第5世代本体のみを計量した結果。実測重量は479g
結果は479gでした。
測定器や個体差によって多少前後する可能性はありますが、私の端末ではこの数値になっています。
この状態なら、片手で持ち上げても扱いやすく、机の上でも場所を取りません。
ただし、ケースなしでは背面や角が直接机などに触れるため、私は普段ほとんど裸の状態では使っていません。
ESRケースは単体251g
続いて、私が使っているESRのケースです。
ペンシルホルダー付きで、柔らかいTPUバックカバーと三つ折りフロントカバーを備えています。
2023年3月に約2,700円で購入してから、3年以上ほとんど装着したまま使ってきました。
ケースを取り外して計量した結果がこちらです。

私が3年以上使っているESRケースの実測重量は251g。Apple PencilとiPad本体は含まない
実測重量は251gです。
iPad Air本体の479gと合わせると、計算上は約730gになります。
本体だけなら500gを下回りますが、ケースを付けると700gを超えるわけです。
軽い本体でもケースの重量は無視できません。
もっとも、私の場合は自宅で使うことが多いので、この重さが大きな不満になったことはありませんでした。
背面や角まで覆えて、ペンも収納できる便利さを優先しているからです。
PITAKAなら大幅に軽くなる?
では、PITAKAに買い替えれば一気に軽くなるのでしょうか。
ここは少し冷静に比較したいところです。
| ケース | 重量 | 測定方法 |
|---|---|---|
| 私のESRケース | 251g | 実測 |
| PITAKA MagEZ Folio 2 | 240g | 11インチ用メーカー公称 |
| PITAKA Folio 3 | 250g未満 | 11インチ用メーカー公称 |
私のESRケースとMagEZ Folio 2の公称重量を比べると、差は約11gです。
つまり、PITAKAだから必ず100g以上軽くなるというわけではありません。
背面ケースだけの製品と、前後カバーを備えた製品では、そもそも構造が違います。
また、メーカー公称値と私の実測値なので、同一条件で計量した比較でもありません。
Folioシリーズの価値は、単なる重量差よりも、薄型設計のまま複数のスタンド角度を使えることにあると考えています。
軽さを最優先するなら、購入前にケースの種類と重量を確認しましょう。
薄さは測定位置も大切
薄さについても、数字だけで判断しない方がいいと思います。
例えば私のESRケースは、TPUバックカバー部分の厚みを測ると約1.4mmでした。
しかし、これはケース全体の収納時の厚さではありません。
三つ折りカバーやペン収納部も含めると、実際にバッグへ入れたときの厚みは変わります。
PITAKAの2.3mmや3mm未満という数値も、製品のどの部分を示す値なのかを踏まえて比較したいですね。
重量比較の補足
ケースの実測重量は素材、装着するアクセサリー、測定器によって変わります。
ここで紹介したESRの251gは私の所有品の数値であり、ESR製ケースすべての重量を示すものではありません。
スタンド機能の使いやすさ
PITAKAのケースで私が一番注目しているのは、スタンドの使い勝手です。
iPad Airを使っていると、動画を見るときと文字を書くときでは、欲しい角度がかなり違います。
ケースにスタンド機能があると、別売りスタンドを持ち歩かなくても済むのが便利なんですよね。
動画を見るなら高い角度
私が使っているESRケースも、フロントカバーを折りたたんでスタンドにできます。
高めの角度にした状態がこちらです。

ESRケースを高い角度のスタンドとして使用。動画視聴や画面確認に便利な置き方
この角度なら、テーブルへ置いたままYouTubeを見たり、画面をタッチしたりできます。
私は食事中や休憩中に動画を見ることも多いので、ケースだけで画面を立てられるのは助かっています。
PITAKAのMagEZ Folio 2も、動画視聴に使える57°の角度が案内されています。
Folio 3には35°や45°といった姿勢に合わせた角度が用意されています。
同じ動画視聴でも、机の高さや椅子の位置によって見やすい角度は変わります。
固定角度が一つしかないスタンドより、いくつか選べるタイプは便利そうです。
手書きなら低い角度
iPad AirでApple Pencilを使うなら、低いスタンド角度も重要です。
私のESRケースはカバーの折り方を変えることで、画面を寝かせた姿勢にできます。

ESRケースを低い角度にした状態。Apple Pencilによる手書きや画面のタッチ操作に向いている
この置き方は、Procreateでイラストを描いたり、GoodNotesでメモを取ったりするときに便利です。
画面を完全に平らに置くより、手前が少し高くなるので、手を動かしやすく感じています。
Folio 3には9°と20°の低角度モードがあるため、手書きが多い人には魅力的な選択肢でしょう。
ただし、角度が低ければ必ず書きやすいとは限りません。
机の高さ、椅子の位置、筆圧によっても変わるため、姿勢に合った角度を選べることが大切です。
縦置きは読書にも便利
iPad Airのスタンドは横置き専用のものもあります。
その点、PITAKAのFolioシリーズは縦置きにも対応しているのが特徴です。
縦置きは電子書籍を読むときや、縦長のWebページを見るときに便利。
資料やPDFの確認でも、縦方向を長く表示できると読みやすい場面があります。
私は外付けのLamicallスタンドも使っていますが、iPad Airを縦向きに置けるのは重宝しています。
一方で、ケース一体型スタンドでは、高さや角度の調整範囲に限界があります。
特に長時間の作業なら、画面を目線の高さまで上げられる卓上スタンドも候補です。
スタンド単体との違いについては、iPad Air用スタンドのおすすめと選び方でも紹介しています。
対応するiPad Airの世代
PITAKAのケースを購入する前に、必ず確認したいのが対応機種です。
iPad Airには10.9インチ、11インチ、13インチがあり、同じ画面サイズでもケースの形状や対応状況が異なります。
特に第4・第5世代とM2以降を混同しないようにしましょう。
第4・第5世代に対応する?
私が使っているiPad Air 第5世代は2022年発売の10.9インチモデルです。
2020年発売の第4世代も10.9インチで、本体サイズが近いモデルになります。
PITAKAのFolio 3では、11インチiPad Air(M2)用の選択肢に、第4・第5世代への対応が明記されています。
MagEZ Folio 2でも、第4・第5世代に対応する11インチ向けの製品が案内されています。
そのため、私のiPad Air 第5世代でも候補にできます。
ただし、Folio 2ではiPad ProとiPad Airのカメラ形状が異なるため、カメラ周辺に余白が生じる場合があると公式サイトで説明されています。
装着できることと、すべての開口部がぴったり一致することは別です。
2020年モデルの注意点
「PITAKA iPad Air 2020対応ケース」と検索している場合、対象はiPad Air 第4世代です。
2020年発売モデルは10.9インチなので、2019年発売の第3世代10.5インチ用とは異なります。
商品ページで「iPad Air 2020」「Air 4」「第4世代」などの記載を確認しましょう。
古いMagEZ Case 2を探す場合も、iPad Pro専用モデルや異なる世代の商品を間違えて購入しないよう注意してください。
11インチM2・M3・M4対応
2024年発売のM2モデルから、iPad Airは11インチと13インチの2サイズ展開になりました。
その後、2025年にM3、2026年にM4搭載モデルが登場しています。
PITAKAのFolio 3には、11インチのM2・M3・M4に対応する選択肢があります。
MagEZ Folio 2も同様に、各世代を選べるようになっています。
ただし、商品ページではM2・M3・M4が別の選択肢として案内されている場合があります。
同じ11インチだからといって、選択した製品がすべての世代へ対応するとは限りません。
購入する際は、手元のiPad Airのチップ名とサイズを両方合わせて選んでください。
13インチ用は別に選ぶ
13インチiPad Airを使っている人は、必ず13インチ用のケースを選びましょう。
11インチ用と13インチ用では、本体の外形サイズが違うため共用できません。
Folio 3とMagEZ Folio 2には13インチ向けの選択肢があります。
M2・M3・M4の各モデルから、対応するものを確認してください。
13インチは画面が大きいため、縦置きや横置きのスタンド機能があると、動画や資料を机へ置いて見る使い方に向いています。
一方、11インチより大きくなるぶん、バッグへの収納やケース込みの重量も気になるところです。
11インチ用に掲載されている厚さや重量を、そのまま13インチ用の数値として考えないようにしましょう。
対応機種の確認は必須です。
「11インチ対応」と書かれていても、iPad Pro用や別世代用の可能性があります。
購入時にはiPad Airの世代、インチ数、商品ページのモデル選択欄を確認してください。
Apple Pencilとの相性
iPad AirでApple Pencilを使っている人なら、ペンをケースへ固定できるかも重要です。
私はApple Pencil 第2世代を使っており、現在のESRケースには専用の収納場所があります。
この機能は、3年以上使っていて特に便利だと感じた部分の一つです。
PITAKAはストラップで固定
Folio 3とMagEZ Folio 2には、Apple Pencilを固定するマグネット式ストラップがあります。
ペンを本体側面へ取り付けた状態で、外れにくくするための仕組みです。
使わないときはストラップを折りたたんで収納できるため、見た目をすっきり保てます。
私が使っているESRケースは、Apple Pencilを専用の収納スペースへ入れるタイプです。

ESRケースに収納したApple Pencil 第2世代を取り出している様子。ペンをケースと一緒に持ち歩ける
ペンを収納する位置が決まっていると、バッグの中や机の上で探す手間が減ります。
ただし、PITAKAのストラップ式とESRの収納スペース式では構造が違います。
しっかり囲って収納したいのか、すっきり固定したいのかで好みが分かれるでしょう。
充電できるかも確認
Apple Pencilを収納できても、充電のたびにケースを外す必要があると面倒です。
私のESRケースは、Apple Pencil 第2世代を装着したまま充電できるため、日常的にケースを取り外す必要がありません。
PITAKAのMagEZ Folio 2でも、公式サイトで対応するApple Pencilの装着と充電について説明されています。
ただし、iPad Airの世代によって対応するApple Pencilは異なります。
第4・第5世代で使うApple Pencil 第2世代と、M2以降で使うApple Pencil Proなどでは、対応状況が違うため注意してください。
ケース自体がペンの充電機能を追加するわけではありません。
手元のiPad AirとApple Pencilの組み合わせに対応していることが前提です。
PITAKAとESRはどちらがいい?
PITAKAは薄型設計やスタンドの使い勝手が魅力ですが、すべての人に向いているわけではありません。
私が長年使っているESRのTPUケースと比べると、重視するポイントが少し違います。
ケースに何を求めるかで判断するのがおすすめです。
保護力を重視するならESR
私のESRケースは、柔らかいTPUバックカバーが本体の背面や角を覆う構造です。
3年以上使っているため、ケースの角には擦れや傷みが出ています。

3年以上使ったESRケースの角部分。ケース自体には擦れや傷みが見られる
ケースは傷んでいますが、私のiPad Air本体には目立つ傷がほとんどありません。
落としてしまった経験もあるので、角まで覆うケースを使っていて良かったと感じています。
もちろん、どんな落下でも本体を守れるわけではありません。
しかし、日常の擦れや角への接触が心配な人には、TPUなどで側面まで覆うケースが向いているでしょう。
PITAKAのFolioシリーズは前後の面を覆う構造ですが、周囲を厚く囲む耐衝撃ケースとは保護の考え方が異なります。
落下対策を最優先するなら、薄さよりも角や側面の保護構造を確認してください。
薄さや使い方ならPITAKA
一方、iPad Airの薄さをできるだけ残したい人にはPITAKAが候補になります。
特にFolio 3は、薄型の前後カバーでありながら5つの角度を使えるところが魅力です。
動画を見るだけでなく、Apple Pencilで書く、資料を読む、縦向きでWebページを確認するといった使い方を一つのケースでこなせます。
また、マグネット式なので着脱しやすく、必要に応じて別のアクセサリーへ切り替えやすい点も特徴です。
ただし、重量だけなら私のESRケースと大きく変わらない場合もあります。
高価格に見合うかどうかは、スタンド角度の豊富さやマグネット式の使い勝手をどれだけ利用するかで変わると思います。
価格差はどれくらい?
私がESRケースを購入した2023年3月の価格は約2,700円でした。
一方、PITAKAのFolio 3とMagEZ Folio 2は、公式サイト掲載時点で8,499円です。
購入時期が異なる価格を比べている点には注意が必要ですが、価格帯の違いは分かるでしょう。
数千円の追加費用をかける価値があるかどうかは、使い方次第です。
例えば動画視聴と簡単な手書きだけなら、私のESRケースでも十分便利に使えています。
反対に、毎日iPad Airを持ち歩き、縦横を切り替えながら仕事や勉強をするなら、PITAKAのスタンド機能に価値を感じるかもしれません。
ケースは毎日手で触るものなので、使い心地が合えば価格差以上に満足できる場合もあります。
Magic Keyboardと併用できる?
PITAKAのケースを選ぶ人には、Magic Keyboardとの組み合わせを考えている人もいるでしょう。
ただし、PITAKA製品なら何でもケースを付けたままMagic Keyboardを使えるわけではありません。
ケースの種類によって、対応方法が異なります。
Folioは着脱して切り替える
Folio 3やMagEZ Folio 2は、マグネットで本体へ装着する前後カバー型です。
そのため、Magic Keyboardを使う場合は、Folioを取り外して切り替える方法が基本になります。
MagEZ Folio 2は、対応するMagEZ Case 2などを装着した状態でも利用できる組み合わせがあります。
ただし、MagEZ Case 2自体の対応機種や、Magic Keyboardとの互換性は別に確認が必要です。
Folio 3とMagic Keyboardの併用でも、公式に案内されたケースの組み合わせ以外を自己判断で使うのは避けましょう。
特に2024年以降のiPad Air向けMagic Keyboardと旧世代用のケースでは、対応確認が重要です。
キーボードを使う頻度で選ぶ
私はiPad AirでWordPressやGoogleドキュメントを使っていますが、キーボード一体型ケースにはしていません。
普段はESRケースを付けておき、長い文章を書くときだけOmikamoの折りたたみキーボードを使っています。
動画を見る時間やApple Pencilを使う時間も長いので、キーボードが常に付いている必要はありませんでした。
Magic Keyboardを毎日使うなら、付け外しの回数が少なくなる組み合わせを考えると便利です。
一方、文字入力は必要なときだけという人なら、Folioシリーズと別売りキーボードを組み合わせる方法もあります。
キーボードの種類については、iPad Air用キーボードのおすすめと比較でも詳しく紹介しています。
PITAKAの購入前に確認したい点
PITAKAのケースは魅力的ですが、価格だけでなく購入後の使い方まで考える必要があります。
私がケースを長期間使ってきた経験から、特に気になる点を紹介します。
持ち運び時の保護方法
薄型ケースを選ぶなら、外へ持ち運ぶときの保護方法も考えておきましょう。
私はiPad Airを外出先へ持っていくとき、ケースを装着したままスリーブケースへ収納しています。
現在使っているのは、エレコムの11インチ用ZEROSHOCKです。

ESRケースとApple Pencilを付けたiPad AirをZEROSHOCKへ収納。持ち運ぶときはスリーブケースも併用している
スリーブにはクッション素材があるため、バッグの中でほかの荷物と直接接触しにくくなります。
PITAKAのFolioシリーズを使う場合も、持ち運びが多いならスリーブを組み合わせる方法は検討する価値があります。
ただし、スリーブへ収納できるかはケース装着後の寸法次第です。
11インチ対応のスリーブでも、サイズや開口部の形によって収納できない可能性があるので注意してください。
マグネットの固定方法
PITAKAのFolioシリーズは、マグネットでiPad Airへ取り付ける構造です。
カバーを簡単に着脱できるのは便利ですが、TPUケースのように四隅をはめ込む方式とは異なります。
例えばバッグから取り出すときや、片手で持ち上げるときの扱い方にも注意が必要でしょう。
マグネット式だから必ず外れやすいという意味ではありません。
ただし、固定方式が違う以上、どの部分を持って持ち上げるかは確認しておきたいところです。
また、専用のマグネット式スタンドと組み合わせる場合は、対応ケースや必要な付属品まで調べましょう。
PITAKAのMagEZ Standは、対応するMagEZ Case 2などとの組み合わせを想定しています。
Folioを購入するだけで、すべてのMagEZスタンドへ装着できるとは限りません。
保護フィルムとの干渉
iPad Airに保護フィルムを貼っている人も多いと思います。
私も購入当初からアンチグレア系のペーパーライクフィルムを使っていて、ESRケースとの併用で困ったことはありません。
ただし、フィルムが画面の端まで覆うタイプだと、ケースの縁と干渉する可能性があります。
特に背面ケースをはめ込むタイプでは、フィルムの浮きや端のめくれに注意したいところです。
Folioシリーズはマグネット装着式ですが、組み合わせる背面ケースの有無によっても条件が変わります。
保護フィルムを貼ったまま使う予定なら、商品ページの互換性情報や、同じフィルムを使っている人のレビューを確認すると安心です。
旧モデルの在庫と価格
PITAKAは旧モデルも検索結果に表示されるため、どれが現在の販売製品なのか分かりにくいことがあります。
例えば2020年・2022年向けのMagEZ FolioやMagEZ Case 2には、古いiPad Airに対応する製品があります。
一方で、古い製品は在庫状況が変わりやすく、現在も希望するモデルを購入できるとは限りません。
そのため、旧製品を探すなら対応機種だけでなく、販売店、返品条件、商品状態まで確認してください。
価格が安くても、自分のiPad Airに装着できなければ意味がありません。
購入前に確認したいポイント
- iPad Airの世代と画面サイズ
- 対応する製品の正式名称
- スタンドの角度と縦横の対応
- Apple Pencilの固定・充電方法
- Magic Keyboardとの互換性
- ケースの重量と保護範囲
- 販売店の在庫と返品条件
PITAKAケースが向いている人
ここまでPITAKAの特徴を見てきましたが、最終的には普段の使い方で選ぶのがおすすめです。
私のように自宅中心で使う人と、仕事や学校へ毎日持ち運ぶ人では、必要なケースが違います。
毎日持ち運ぶ人
通勤や通学でiPad Airを持ち歩くなら、ケースの厚みや収納しやすさは重要です。
Folio 3やMagEZ Folio 2は薄型カバーなので、スタンド機能を備えながら比較的すっきり持ち運べる設計になっています。
また、別の卓上スタンドを用意しなくても、出先で画面を立てられます。
カフェで資料を確認したり、休憩時間に動画を見たりするなら便利でしょう。
ただし、バッグの中での衝撃対策まで考えるなら、クッション付きスリーブなどの併用もおすすめです。
勉強やイラストに使う人
GoodNotesやProcreateをよく使うなら、スタンド角度が豊富なFolio 3が気になります。
9°や20°の低角度モードを利用できるので、ノートやイラストの作業姿勢に合わせやすいのが特徴です。
また、縦向きに立てれば資料を読み、横向きにすれば動画を見られます。
一つのケースでいろいろな用途に対応したい人には、魅力的な選択肢でしょう。
保護力を優先する人
落下による傷や故障が心配な人には、薄型ケースだけでなく耐衝撃ケースもおすすめします。
私はESRのTPUケースを3年以上使い続けていて、ケースの角は傷んでいるものの、本体には目立つ傷がありません。
もちろん、衝撃への耐性を数値で比較したわけではありませんが、角や側面まで覆う構造は私の使い方に合っていました。
薄さやデザインよりも安心感を優先したいなら、耐衝撃タイプも比較して選んでください。
ケースの種類ごとの違いは、親記事のiPad Airケースおすすめと世代別の選び方でもまとめています。
PITAKAのiPad AirケースFAQ
PITAKAのiPad Airケースについて、購入前に気になりやすい疑問をまとめました。
Q1. 第5世代でも使えますか?
A. はい、対応モデルを選べば使用できます。
Folio 3とMagEZ Folio 2には、iPad Air 第4・第5世代に対応する選択肢があります。
ただし、旧型のMagEZ Case 2やiPad Pro専用ケースなど、すべてのPITAKA製品が対応するわけではありません。
購入前に第5世代への対応表記を確認してください。
Q2. M2とM3で共用できますか?
A. 商品によって異なるため、同じ11インチでも共用できると決めつけない方がいいです。
PITAKAの公式サイトではM2用とM3用が別の選択肢として案内されている場合があります。
特に背面ケース型はカメラや本体との固定部分が重要なので、対応する世代を選んでください。
Q3. 13インチにも対応しますか?
A. はい、Folio 3とMagEZ Folio 2には13インチ用のモデルがあります。
11インチ用とはサイズが異なるため、13インチM2・M3・M4のうち、自分が所有しているモデルに対応したものを選んでください。
重量や厚みも11インチ用とは異なる場合があります。
Q4. Apple Pencilを収納できますか?
A. Folio 3とMagEZ Folio 2には、Apple Pencilを固定するマグネット式ストラップがあります。
私のESRケースのような専用収納スペースとは構造が違いますが、ペンをiPad Airと一緒に持ち歩きたい人に便利です。
使用するApple PencilとiPad Airの対応関係も確認してください。
Q5. 価格に見合う価値はありますか?
A. 薄型設計やスタンド角度、マグネット式の着脱を頻繁に使う人なら、購入する価値はあると思います。
特にFolio 3は5つの角度に対応しているため、動画視聴だけでなく手書きや読書などにも活用できます。
一方、安さや落下時の保護を優先するなら、TPUケースや耐衝撃ケースも候補になります。
価格だけでなく、自分が毎日使う機能を基準に判断しましょう。
PITAKAのiPad Airケースまとめ
PITAKAのiPad Airケースは、安さよりも薄型設計やマグネット式の使いやすさ、スタンド機能を重視する人に向いています。
特にFolio 3とMagEZ Folio 2は、縦置きと横置きに対応しているのが魅力です。
- Folio 3:5つの角度を使いたい人、手書きや読書が多い人
- MagEZ Folio 2:4つの角度で十分な人、動画視聴や持ち運びが中心の人
- MagEZ Case 2:対応する旧モデルで薄型背面ケースと周辺機器を組み合わせたい人
- ESRなどのTPUケース:角や側面の保護、ペン収納、価格を重視する人
私が使っているESRケースは実測251gで、3年以上ほとんど付けっぱなしにしています。
スタンド機能やペン収納があり、自宅で使う分には十分満足できています。
一方、PITAKAのFolio 3は、5つのスタンド角度や縦横の切り替えなど、使い方の幅が広いところに魅力を感じます。
ケースは毎日使うものなので、高価格でも使い方に合えば満足度は変わるでしょう。
ただ、薄いことと落下時の保護力が高いことは同じではありません。
まずは自分のiPad Airの世代とサイズを確認し、普段の用途に合うケースを選んでみてください。
ケース以外も含めて持ち運びや使い勝手を改善したいなら、iPad Airのおすすめアクセサリーと便利グッズも参考になります。