こんにちは、iPad Air実機研究所のヒロトです。
私はiPad Air 第5世代の10.9インチ・Wi-Fi・64GB・ブルーを2023年3月5日に購入し、2026年10月現在まで3年以上使っています。
これだけ長く使っていると、気になってくるのがバッテリーです。
私も「3年使ったら、そろそろ交換した方がいいのかな」と思い、Appleサポートアプリから診断してもらいました。
結果は最大容量93%。
Appleサポートからは、3年使用した状態としては容量が多い方で、十分な容量だと案内されました。
つまり、使用年数だけを見てバッテリー交換を決める必要はありません。
交換費用だけでなく、現在のバッテリー状態、本体への不満、中古としての価値、買い替え後に必要になる周辺機器まで含めて比べると判断しやすくなります。
この記事では、iPad Air 第5世代のバッテリー交換費用を確認しながら、修理して使い続ける場合と買い替える場合を、私の第5世代を例に比べていきます。
記事のポイント
- iPad Air第5世代のバッテリー交換費用
- AppleCare+で無料交換になる条件
- 修理と買い替えを比べる判断基準
- 私の第5世代を診断した実際の結果
バッテリー交換費用の目安
まず気になるのが、iPad Air 第5世代のバッテリー交換にいくらかかるのかです。
料金だけを見るのではなく、AppleCare+の有無や本体の状態によって扱いが変わる点も確認しておきましょう。
保証対象外なら有料になる
iPad Air 第5世代の保証対象外バッテリーサービスは、18,800円前後を一つの目安として考えられます。
ただし、修理料金は今後変更される可能性があります。
Apple公式でも、実際の製品を検査したうえで最終的な修理料金を確定すると案内しています。
さらに配送が必要な場合は追加費用が発生することがあり、Apple正規サービスプロバイダでは店舗側が独自に料金を設定する場合もあります。
18,800円は固定価格として考えず、あくまで目安にしてください。
修理を申し込む直前にApple公式の見積画面で、自分のiPad Air 第5世代に表示される金額を確認するのが確実です。
出典:Apple サポート「AppleによるiPadのサービスと修理」
AppleCare+なら条件が違う
AppleCare+へ加入していて保証期間内なら、話は変わります。
Appleは、iPadのバッテリーが本来の容量の80%未満になった場合、AppleCare+のバッテリー交換サービスを追加料金なしで提供すると案内しています。
逆に言えば、AppleCare+へ入っているからといって、好きなタイミングで無料交換できるわけではありません。
Apple側の診断で条件を満たしている必要があります。
私の第5世代は93%だったので、この基準から見ても「年数が経ったからすぐ交換」という状態ではありませんでした。
80%は買い替え基準ではない
ここで注意したいのは、80%という数字を「80%を切ったら買い替え」と受け取らないことです。
80%はAppleCare+のバッテリーサービスに関する条件であり、あなたがiPadを使い続けられるかどうかを決める数字ではありません。
実際には、充電回数が増えた、外出中に電池が足りなくなった、突然電源が落ちるなど、普段の使い方で困っているかも重要です。
私の第5世代は93%だった
ここからは、実際に私が2023年3月から使用しているiPad Air 第5世代を診断した結果を紹介します。
カタログ上の話ではなく、3年以上使った一台がどの程度の状態だったのかを見てみましょう。
Appleサポートへ診断を依頼
私が使っているのは、iPad Air 第5世代の10.9インチ・Wi-Fi・64GBモデルです。
第5世代では、新しいiPad Airのように設定画面からバッテリー最大容量を簡単に確認できません。
そこでAppleサポートアプリを入れ、チャットからバッテリー状態について質問しました。

Appleサポートのチャットで、iPad Airのバッテリー最大容量を確認するために診断を依頼している
チャットでは診断を案内され、そのままiPad側で診断を実行しました。

Appleサポートの診断機能でiPad Air 第5世代のモバイルリソースインスペクタを実行している
本体だけで最大容量を確認できないのは少し面倒ですが、交換や売却を考える段階なら一度確認しておく価値はあります。
3年以上使用して93%
診断結果は最大容量93%でした。

Appleサポートの診断結果で、約3年使用したiPad Air 第5世代の最大容量が93%と判明。サポートとの会話では3年使用した状態としては容量が多い方と案内されている
Appleサポートとのやり取りでは、3年使用した状態としては容量が多い方で、十分な容量だと案内されています。
私は毎日何時間も高負荷な作業をする使い方ではありません。
普段は1〜2時間程度で、Amazon Prime VideoやYouTubeなどの動画視聴が中心。
たまに外へ持ち出し、WordPressで記事を書いたり調べ物をしたりするくらいです。
そのため、かなり負荷の軽い使い方だったことも93%という結果に関係していると考えています。
使用年数だけでは判断できない
同じ2023年から使った第5世代でも、毎日ゲームや動画編集をしている端末と、私のように動画視聴中心の端末では状態が同じとは限りません。
充電方法、使用時間、温度、負荷などでもバッテリーの消耗具合は変わります。
だから「第5世代は発売から何年経ったから交換時期」と一律に決めるのは少し乱暴です。
交換を考える前に、現在のバッテリー状態を確認する。
これだけでも、まだ使うか買い替えるかの判断材料がかなり増えます。
普段の消費量も確認する
最大容量だけでなく、設定画面の「バッテリー」から普段どのアプリが電力を使っているかも確認できます。

iPad Air 第5世代のバッテリー設定画面で、1日の使用量やアプリごとのバッテリー消費量を表示
「電池の減りが速くなった」と感じても、バッテリーそのものではなく、特定のアプリを長時間使っているだけということもあります。
まず数日分の使用状況を見て、以前より充電頻度が本当に増えたのか確認してみてください。
交換した方がいいケース
では、どのような状態ならバッテリーを交換して第5世代を使い続ける価値があるのでしょうか。
私なら、本体全体ではなく「バッテリーだけが不満なのか」を最初に確認します。
バッテリーだけが不満
画面、USB-C端子、Touch ID、スピーカーなどに問題がなく、容量にも不満がないなら、バッテリー交換との相性はいいです。
第5世代にはM1チップが搭載されており、私自身も動画視聴、Procreate、WordPress、Web閲覧などで性能不足をほとんど感じていません。
本体そのものに不満がないのに、電池持ちだけを理由に十万円を超える新しいiPad Airへ買い替えるのは、かなり大きな出費になります。
第5世代そのものを現在どの程度使えるのかは、iPad Air 第5世代を3年以上使った実機レビューでも詳しくまとめています。
64GBで困っていない
私がバッテリー交換と同じくらい重要だと感じるのが容量です。
第5世代には64GBと256GBがあります。
私は64GBを使っていますが、動画を端末へ大量保存せず、クラウドも利用しているので今のところ使えています。
しかし、バッテリーを新品に近い状態へ戻しても、内部ストレージが64GBから増えるわけではありません。
容量不足がすでに大きな不満になっているなら、バッテリー交換だけでは問題が解決しないですよね。
その場合は、256GBの第5世代へ買い替えるだけでなく、128GBから選べる新しいiPad Airまで候補を広げた方が比較しやすくなります。
周辺機器を使い続けたい
第5世代を使い続けるメリットは、本体以外を買い直さなくて済むことです。
私はApple Pencil 第2世代、ケース、スタンド、キーボードなどをすでに持っています。
特にApple Pencil 第2世代は、第5世代では使えますが、現行のM4搭載iPad Airには対応していません。
本体だけを見ると買い替えられそうでも、今使っている周辺機器まで含めると費用が膨らむ可能性があります。
買い替え価格を比べるときは、新しい本体価格-今のiPadの売却額+買い直す周辺機器まで考えると現実に近い金額になります。
買い替えを考えたいケース
一方、バッテリー以外にも複数の不満があるなら、修理費だけを見て決めない方がいいです。
バッテリー交換で直る部分と、交換しても残る不満を分けて考えてみましょう。
画面や端子にも不具合がある
画面割れ、USB-C端子の接触不良、Touch IDの不調などが重なっている場合、バッテリー交換だけでは快適な状態へ戻りません。
修理箇所が増えれば、そのぶん費用も増える可能性があります。
特に長く使った端末では、一つ直したあとに別の部分が気になることもあります。
バッテリーだけ直せば数年使いたいと思えるかを自分に聞いてみると分かりやすいですよ。
容量不足も気になっている
第5世代64GBを使っていて、常にストレージを空けながら運用しているなら、買い替えを検討する理由になります。
バッテリーは交換できますが、内蔵ストレージだけを64GBから128GBや256GBへ増やすことはできません。
私も64GBなので、今後バッテリーが大きく劣化した時点で容量不足まで感じていたら、そのときは修理より買い替えを優先して比べると思います。
複数の不満が重なっている
買い替えを考えやすいのは、「バッテリー」「容量」「本体の故障」「新しい機能」のうち複数が気になっているケースです。
| 現在の状態 | 考えやすい選択 |
|---|---|
| バッテリーだけ不満 | 交換して継続使用を検討 |
| 容量も足りない | 買い替えと比較 |
| 画面や端子も故障 | 修理総額と買い替え額を比較 |
| Apple Pencil第2世代を使いたい | 第5世代継続にもメリットあり |
| 大画面や新機能が欲しい | 新しいAirを比較 |
現行iPad Airを含めて候補を探す場合は、iPad Airのおすすめモデルと用途別の選び方も合わせて確認すると、買い替え先を絞りやすくなります。
修理と買い替えを比較する方法
修理と買い替えで迷ったら、それぞれに必要な金額を同じ条件で並べてみましょう。
買い替え側だけ本体価格を見たり、修理側だけバッテリー交換料金を見たりすると比較しにくくなります。
まず買取額を確認する
買い替えを考えるなら、今使っている第5世代がいくらで売れるのか確認します。
同じiPad Air 第5世代でも、64GBと256GB、Wi-FiとCellular、外装状態、バッテリー、本体の不具合によって査定額は変わります。
そのため「第5世代の相場は○万円」と一つの数字だけで判断するより、実際の自分の端末で査定した方が比較しやすいです。
まずiPadの買取査定サービスで概算額を確認し、買い替え時の実質負担を計算します。
中古市場で第5世代がどのように扱われているかは、中古・整備済みiPad Airの選び方でもまとめています。
買い替え総額で比べる
2026年10月時点で、Apple公式の現行iPad Airは11インチ128GBのWi-Fiモデルが129,800円からです。
ここから今の第5世代の買取額を引けば、本体だけの実質負担を出せます。
ただし、それだけでは終わりません。
ケースのサイズが変わればケースも必要ですし、Apple Pencil 第2世代を使っている場合は現行Airへそのまま移行できません。
買い替えるなら、現行iPad Airの本体だけでなく、必要になる周辺機器を含めた金額で比較してください。
新品だけでなく中古も比べる
最新モデルでなくてもいいなら、M2やM3など一世代前のAirも候補になります。
新品、Apple認定整備済製品、一般の中古品では価格だけでなく保証や本体状態も違います。
中古・整備済みのiPad Airも含め、同じ容量帯で比べると選択肢がかなり増えます。
購入先ごとの違いは、iPad Airを安く買う方法で詳しく比較しています。
あと何年使うかで考える
修理代が安いか高いかは、金額だけでは決まりません。
例えばバッテリー交換後に2〜3年使うつもりなら、一年あたりで考えた負担は小さくできます。
一方、「半年後には新しいAirが欲しくなりそう」という状態なら、今バッテリーへお金をかける意味は小さくなるでしょう。
修理した瞬間ではなく、修理したあとどのくらい使う予定なのかまで考えるのがポイントです。
交換前に確認したいこと
バッテリー交換を申し込む前に、いくつか確認しておくと「実は交換しなくてもよかった」という失敗を減らせます。
特に第5世代は本体から最大容量を確認しにくいため、順番が重要です。
充電方法を変えて確認する
充電が遅い、途中で止まるという症状なら、必ずしもバッテリーが原因とは限りません。
USB-Cケーブル、電源アダプタ、USBハブなど接続している機器側に原因がある可能性もあります。

iPad Air 第5世代にUSB Type-Cケーブルを接続し、コンセントから充電している様子。画面には26%充電済みと表示
別の正常なUSB-Cケーブルや電源アダプタを持っているなら、一度組み合わせを変えて確認してみてください。
USBハブ使用時も切り分ける
私はiPad AirへUSBハブをつないで使うこともあります。

iPad Air 第5世代をUSBケーブルでUSBハブにつなぎ、バッテリー26%の状態で充電している様子
ハブや周辺機器を挟んだ状態で問題が起きているなら、一度iPadへ直接充電ケーブルをつないで比較します。
直接なら正常に充電できる場合、バッテリー交換より先に接続環境を見直した方がいいかもしれません。
外装や画面も確認する
修理か買い替えかを決める前に、本体全体を一度確認しておきます。
画面割れ、フレームの曲がり、USB-C端子、Touch ID、音量ボタン、カメラ、スピーカーなどです。
バッテリー以外がすべて正常なら、交換して使い続ける理由になります。
逆に複数の不具合が見つかれば、修理総額と買い替え費用を比較する意味が大きくなります。
バッテリー交換のよくある質問(FAQ)
iPad Air 第5世代のバッテリー交換や修理について、特に迷いやすいポイントをまとめます。
Q1. 第5世代の交換費用はいくら?
A. 保証対象外のバッテリーサービスは18,800円前後を一つの目安として考えられます。ただし、Appleは製品を検査したうえで最終料金を確定すると案内しており、料金改定、配送、依頼先によって金額が変わる可能性があります。修理前にApple公式の見積画面で確認してください。
Q2. 何%なら交換した方がいい?
A. 数字だけで交換を決める必要はありません。AppleCare+では本来の容量の80%未満がバッテリーサービスの条件ですが、普段の使用時間や充電頻度も重要です。電池持ちに困っていないなら、80%台になっただけで即交換する必要はないでしょう。
Q3. 3年使ったら交換時期?
A. 使用年数だけでは決められません。私のiPad Air 第5世代は2023年3月から3年以上使っていますが、2026年10月にAppleサポートで診断した最大容量は93%でした。使い方による個体差があるため、自分の端末の状態を確認して判断してください。
Q4. 修理と買い替えはどっちが得?
A. バッテリー以外に不満がなければ修理して使い続けるメリットがあります。一方、64GBの容量不足、画面割れ、USB-C端子の不具合などが重なっているなら、今の端末の買取額と買い替え費用まで比較した方が分かりやすいです。
Q5. 93%なら交換する必要はある?
A. 私なら交換しません。私自身の第5世代も93%ですが、現在の使い方では電池持ちに大きな不満がないため、そのまま使用しています。最大容量だけでなく、実際に一日使って困るかどうかを基準にすると判断しやすいですよ。
バッテリー交換まとめ
iPad Air 第5世代は2022年発売なので、これからバッテリー交換を考える人は増えてくると思います。
ただし、発売からの年数だけを理由に交換する必要はありません。
私が2023年3月から3年以上使った第5世代は、2026年10月のAppleサポート診断で最大容量93%でした。
普段の電池持ちにも大きな不満がないため、私は現時点では交換せずそのまま使います。
一方、今後バッテリーが劣化したとしても、M1の性能、64GBの容量、画面やUSB-C端子の状態に不満がなければ、バッテリーを交換して使い続ける選択肢は十分あります。
反対に、容量不足や本体の故障まで重なっているなら、修理代だけを見るのではなく買取額と買い替え総額を並べてください。
- 保証対象外の交換費用は18,800円前後を目安にし、依頼時に公式見積りを確認する
- AppleCare+ではバッテリー容量80%未満が追加料金なしの交換条件
- 第5世代は使用年数だけで交換時期を決めない
- バッテリーだけが不満なら交換して継続使用を検討しやすい
- 容量不足や複数故障があるなら買い替え費用と比較する
- 買い替えでは買取額と周辺機器の買い直し費用も含める
「バッテリーを直したら、このiPadをまだ使いたいか」。
私は、この質問に「はい」と答えられるなら修理を検討し、「いや、容量も画面も新しくしたい」と感じるなら買い替えを比較するのが一番分かりやすいと思います。